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2019年9月24日4 分

ヘリウムガスを購入する際の注意点

最終更新: 2020年5月26日

ふわふわと浮かぶバルーンは魅力的ですが、バルーンにいれるヘリウムガスは一般に手に入りにくいものではないでしょうか。

インターネットで検索すればたくさんヒットしますが

用途により最適なものは異なりますので、今回はヘリウムガスについてご紹介したいと思います。

スプレー型のガス缶ではいっぱいにならない

まず、おもちゃ屋さんなどで売っているのがこちらのようなスプレー型ガス缶です。

ただこちら、注意しないといけないのがあくまで「補充用」ということです。

スプレー型ガス缶の容量は4.5L・9.5L・11.6Lといったものがありますが

よくお祭りなどで売られているキャラクターバルーン(30~40㎝)のサイズのものでガスは14L必要です。

画像の下2つ、ピンクと水色のハートは8Lです。

9.5L以上のガス缶であれば

小さ目のハート1個は大丈夫ですが、それより大きいものになると、ぺちゃんこの状態からいっぱいにすることはできません。

インターネットのレビューでは「全然足りない」と酷評されていることが多いですが、そもそもがそのような商品ではないのです。

「補充用」ということで、買ったバルーンがしぼんできた時に追加してバルーンを長く楽しむ目的の商品です。

ゴム風船やたくさんのバルーンに入れるなら小型ボンベ

一般の方向けには、このような小型のガスボンベもあります。

スプレー型ガス缶では膨らませないゴム風船を膨らませることができるのと、大容量なのが特徴です。

120L・230L・400Lのものがあり、アマゾンなどで5000円くらいから12000円くらいで売られています。

スプレー缶が1リットル80円~100円なのに対し

こちらは30円~50円と、1リットルあたりではお安くなっています。

25㎝くらいのゴム風船や先ほどのキャラクターバルーンで1個15L程度

こちらのミニーちゃんのように70~80㎝の大きいバルーンで40L~50Lくらい必要なので、大きい風船や数が必要な場合は、小型ボンベがおすすめです。

難点としては、粗大ごみになるためボンベの処分が面倒なのと、小さいものでも120リットル5~6000円するので、「そんなにいらない」という方には不向きだと思います。

ちなみに、モモノバルーンでは補充用ガス缶は販売していますが、小型ボンベは置いていません。

当店で置くとすると、アマゾンより高くなってしまうし、自宅まで届けてもらえて便利なのだから、そちらで買っていただいた方がお客様にとって良いのでは?と考えているためです。

ガスを買って入れたのに浮かばなかった!

空気を入れてあるに違いない…というような意見がネット上にはありますが、ガス缶も小型ボンベもヘリウムの純度は99%以上で、そういった場合ガスではなくバルーンの方に問題があります。

最近は、中国製の安いバルーンが売られていますが、バルーンはデリケートでほんの少し表面が厚くなるだけで浮かばなくなったりします。

つい先日当店でも、お客さまお持込のバルーンにお店のガスを入れさせてもらいましたが、本来浮かぶサイズのバルーンであるにもかかわらず浮かびませんでした。

インターネットや100均などでガスなしの商品を買われる時には、ガスを入れて浮かべることができるものかの確認も必要だと思います。

ヘリウムを吸うと変な声になる?

たまにお客様から聞かれますが、ヘリウムを直接吸うと命の危険があります。

おもちゃで声が変わるヘリウム缶もありますが、そちらには空気が入っています。

バルーン用のヘリウムは純度が高いため、直接口をつけて吸ったりすると窒息してしまうのです。

口を付けて吸うと危険ですが、漏れたガスを吸い込んでも全く無害なので安心してください。

結論:ガスが入った商品を買う方がお得

ヘリウムガスを買う場合の注意点ということで、お話しましたが

ヘリウムガスって高いです。

バルーンショップで入れるより、ガス缶や小型ボンベのほうがもっと高くなります。

何かの事情で、当日会場で膨らませる必要があるといった場合を除いては、

ガスが入った商品を買う方がお得だと思います。

あなたにとって最適な方法で、バルーンを楽しんで下さい♪

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